Vol.2:めっきをするのはどうして?

2022/04/21

こんにちは!

最近雨が降ったりやんだりで、じめじめした日が続きますね…。

 

実はこういった雨による湿度も金属を腐食してしまう原因になるって知っていましたか?

酸性雨によって、金属がさびてしまったり、脆くぼろぼろになってしまうことがあります。

 

そういった事を防ぐためにはどうしたらいいでしょうか?

お気づきですね、めっきです。

 

今回はこういったどうしてめっきをするのか?についてご紹介します!

 

めっきをする理由は大きく分けて、

①見た目を綺麗にする

②さびないようにする

③機能をプラスする

この3つ。

 

今回は①の見た目を綺麗にする事についてお話します。

 

金色にしたいなぁ。そんな事思った事、誰しもありますよね?

しかしながら金は非常に高価な金属で、金の塊を用意する事はお金持ちしかできません。

 

そこで用いられるのが金めっき。

前回ご紹介した金メダル。あれは銀メダルに金をめっきしたものです。

こうすることで、安価な銀を加工してメダルを作り、金色にすることもできます。

コストを抑えて、綺麗に色を付ける事が出来るのはめっきの大きなメリットです。

素敵ですね。

 

それ以外にも、金属の上に光沢のあるめっきをする事で光沢感を得る事が出来たり、違う二つのめっきをすることで2色にすることもできます。

銀めっきと金めっきをすることで、指輪を金色と銀色の2色鮮やかな見た目にする事が出来ています。

 

こうしたことから、めっきの持つ美観という特性はいろいろなメリットを持っているんですね。

 

さて、今回は以上になります。

次回はめっきをするとさびないように出来るのは何でなの?についてお話したいと思います。

次回のブログをお待ちください。ありがとうございました。

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